前回のブログでは、
「なぜカルシウム結晶はできてしまうのでしょうか?」
についてお話ししました。
今回は、
「なぜ一般の方と、プロのスポーツ選手では考え方が違うのでしょうか?」
についてお話ししたいと思います。
私は、マッサージのすべてを否定しているわけではありません。
しかし、その使い方や目的によって考え方は大きく変わってくると思っています。
例えば、プロのスポーツ選手や力士など、毎日のように高い負荷を体にかけている方々がいます。
1日に何時間も練習をしたり、全力で走ったり、何百キロという重さを扱ったりすることもあります。
そういった方々は、一般の方とは体の使い方がまったく違います。
筋肉を大きくするために、あえて筋肉を傷付け、回復させることを繰り返していることもあります。
また、筋肉がつき過ぎることによって、筋肉が張り過ぎたり、肉離れなどを起こしやすくなることもあります。
そのため、あえて筋肉を柔らかくする目的で、マッサージなどを利用するという考え方もあります。
つまり、
「体をさらに酷使するためのメンテナンス。」
という考え方です。
では、一般の方はどうでしょうか。
毎日4時間も5時間も激しい運動を続けているでしょうか。
毎日何百キロという重さを持ち上げているでしょうか。
多くの方はそうではありません。
むしろ、
「筋肉がなさ過ぎて痛い。」
「姿勢が崩れてしまっている。」
「体を支える力が足りなくなっている。」
という方の方が圧倒的に多いように感じています。
つまり、
「筋肉があり過ぎて困っている。」
のではなく、
「筋肉が足りなくて困っている。」
ということです。
その状態で、さらに筋肉を強い力で押したり、揉んだりしてしまったらどうなるでしょうか。
私は、さらに体を傷付けてしまう可能性があると考えています。
プロのスポーツ選手には、プロのスポーツ選手の考え方があります。
一般の方には、一般の方の考え方があります。
大切なのは、
「誰にでも同じことをする。」
のではなく、
「その人の状態に合っているのか。」
を考えることだと思っています。
徳田治療研究所では、
「できるだけ少ない回数で。」
「できるだけ副作用なく。」
「やりたいことができる体になっていくこと。」
を目指しています。
そのため、私の考え方や施術方針は、プロスポーツ選手を基準にしたものではなく、多くの一般の方が、10年後、20年後も元気に過ごせることを基準に考えています。
次回は、
「なぜ私は、この先一生マッサージをしないと決めているのでしょうか?」
について、お話ししたいと思います。

