前回のブログでは、
「なぜマッサージをすると筋肉は壊れてしまうのでしょうか?」
についてお話ししました。
今回は、
「なぜ筋肉は、かさぶたのように固くなってしまうのでしょうか?」
についてお話ししたいと思います。
私は、
「肩がガチガチなんです。」
「体がすごく固くなってしまいました。」
「昔よりもどんどん固くなってきました。」
というご相談をいただくことがあります。
しかし、本当に筋肉は自然に固くなってしまったのでしょうか。
私は、体には必ず理由があると考えています。
前回のブログでお話ししたように、私はマッサージによって筋肉の筋繊維は壊れてしまうと考えています。
もし筋繊維が壊れたとしたら、人間の体はどうするのでしょうか。
答えは、とても単純です。
「治そうとする。」
のです。
人間の体には素晴らしい自然治癒力があります。
転んで怪我をしたら、かさぶたができます。
包丁で指を切ったら、しばらくすると傷口は塞がっていきます。
骨折をしたら、少しずつ骨はくっついていきます。
つまり、人間の体は、
「壊れたものを治そう。」
としてくれるようにできているのです。
私は、筋肉も同じだと考えています。
壊れた筋繊維を治そうとして、一時的に固くなることがあります。
これは、例えるなら、
「かさぶた」
のようなものです。
怪我をした場所を守ろうとして、一時的に固くなっている状態です。
ところが、
「少し固くなってきた。」
「またマッサージに行こう。」
「また強く揉んでもらおう。」
を繰り返したらどうなるでしょうか。
治りかけていた場所を、再び壊してしまうことになります。
すると、
「壊れる。」
「治そうとする。」
「また壊れる。」
「また治そうとする。」
を何年も繰り返すことになります。
私は、この積み重ねが、
「昔よりも体が固くなってきた。」
という状態の一つの原因になっていることがあると考えています。
もちろん、すべての方が同じ原因とは限りません。
しかし、人間の体は、
「壊れたら治そうとする。」
ようにできています。
ですから、
「体が固くなったから壊そう。」
ではなく、
「なぜ体は固くなっているのだろう?」
と考えることの方が大切なのではないでしょうか。
私は治療家として、
「固いから揉む。」
ではなく、
「なぜ固くなってしまったのだろう?」
という原因を探すことを大切にしています。
なぜなら、
「結果」
だけを見続けていると、
「原因」
が見えなくなってしまうからです。
徳田治療研究所では、
「その場だけ楽になること。」
よりも、
「やりたいことができる体づくり。」
を目指しています。
そのため、
「なぜ、その状態になってしまったのか。」
を考えることを何よりも大切にしています。
次回は、
「なぜカルシウム結晶はできてしまうのでしょうか?」
について、お話ししたいと思います。

